セキララブログ
腐女子の赤裸々な雑記。イラスト描いたり萌えたり落ち込んでみたりと色々やってます。ブログを通じていろんな人と交流したいなあ。古い記事でも一言コメントしてもらえるとうれしいです。
筒井康隆『パプリカ』

『パプリカ』を読みました。
平沢進関連でまず原作から読むぞーと思ったら結構長かった。
そしてまたしても分裂病という言葉が飛び交う小説だった。
なんかそういうものを引き寄せてしまっているみたい。
研究所の権力争い、他人の夢の中に入れるサイコセラピー機器、そんなストーリーや設定なら疾走感がありそうなのに終焉に向けて徐々に失速していったような気がする。
夢と現実、他人と私、公と私、理性と本能、精神と肉体、敵と味方。
挙げていったらきりがないけどそういった相反するものがどろっと溶けてゆき、緊張感がなくなってしまった。
後半どんなにすごいことが起きても驚かなくなってしまっていた。
前半の能勢や粉川の夢探偵治療は面白かったのでもっと分量があったらよかったな。
それじゃあ話が進まないか。
あと時田浩作が好きなのでもっと活躍して欲しかった。
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